grandな独り言

思考を長々と書き連ねただけ

WCS2023感想

どうも、grandです。

WCSお疲れ様でした。


f:id:grand1023:20230816102206j:image

 

 初の日本開催ということで、選手だけでなく観戦者や会場に遊びに来る人も多く、例年より多くの人が関わる大イベントになりました。

 今大会僕は選手として参加することが出来なかったので、観戦者として大会に参加しました。大会を通じて色々と感じたことや考えたことが多かったため、今回は大会に関する感想を残しておこうと思い書き始めました。
 自身の主観100%の内容になるのでお見苦しい点もあると思いますが、ご理解の上閲覧して頂けると幸いです。

 

 

会場・物販

 昨年のロンドンでの様子を見ていると、今年についてもみなとみらい近辺にポケモンの装飾がある程度施されるだけかと予想していたが、実際はとんでもない気合いの入れ様で本当に驚いた。駅や電車、会場周辺の装飾だけでなくポケジェニックの設置や周辺の商業施設等の装飾、数多くのイベント等未曾有の大イベントとして盛り上がっている様子は非常に壮観だった。

 対戦・物販会場については、例年のTPCi主催の大会と同様の装飾や運営方法だと感じた。ただし、選手や物販参加者に対する扱いや日本人スタッフへの情報周知については不満を持つ人が多かったように感じた。詳しくは次項で述べる。



運営とスタッフ

 日本人(日本語が通じる)スタッフがほぼ存在しないTPCiが、英語がほぼ通じないふざけた国である日本でWCSを開催するにあたり、日本語の通訳スタッフ及び日本人のスタッフが大量に導入されたのはとても良かった。中でも数人の知り合いがスタッフとして活躍しているのを見かけ、そういった関わり方が出来るのも日本開催の良い所だと感じた。
 一方で、公式ジャッジと日本人スタッフとで周知情報の差異があるのか、日本人スタッフとその他のスタッフで質問への回答や対応が異なる場合があった。特に、混雑時の状況確認を行うと日本人スタッフのみ状況を把握していない場合があり、この点が多くの状況で日本人を困らせた主な原因であると考えられる。

 また、来場人数の見込みやその対応に関する運営の甘さがどうしても目立ってしまっていた。特に顕著だったのはDay0での選手チェックインとDay1での物販で、前者は選手と同伴の物販参加者、また各種目やカテゴリを全く区別せず同列に扱ってしまったためにとてつもない長蛇の列を作り、大会を翌日に控えた選手達に与える負担が大きすぎたことは言うまでもない。後者については選手・観戦者と抽選による入場者の時間規制とその対応に大きな差異が生じており、選手・観戦者には炎天下の中長時間列も作らず放置された状態になってしまっていた。その結果会場付近での混乱や不満による怒号が飛ぶといった状況になっていた。日本開催に伴う圧倒的な来場人数の予測が困難であったことは仕方なかったとはいえ、もう少し対応に配慮があっても良かったように感じてしまった。



大会結果

f:id:grand1023:20230816102325j:image

 今年は日本人が優勝を始め上位に食い込めていたのがとても印象的だった。個人的には、昨年一緒にポケモンやらせてもらったさしすさんや身内であるhabanが結果を残していたり、調整を(少しだけ)手伝ったひろきんぐさんシャングリラさんがDay2に進出したのがとても嬉しかった。やはり自分が関わっているプレイヤーが結果を残すのは感慨深いものがあった。

 一方で、自分にとって一番身近なプレイヤーであり一番応援していたconaがDay1落ちしたのはかなり辛かった。このルールが始まってからもちゃんと結果を残していたし、構築もDay1抜けには十分な完成度だと思っていたので、マッチ運の影響はあったがそれでもこの結果にはかなり驚いた。今までの経験上彼の構築を見てある程度結果の予測が出来ていたし、本人も自信があったと言っていた。そのため、彼が負けたと分かった時は本当に悔しかったし、昨年自信があったのに負けた自分の気持ちと重なって胸が痛んだ。彼自身色々思う所もあるだろうが、彼をプレイヤーとして尊敬してる身としては身勝手ながらこれからもポケモンを続けて欲しいと強く思う。

 環境について、パオジアンを使った構築がトップカットに多くいた結果となった。現環境ではパオジアンが最強であり、パオジアンを上手く取り入れた構築が勝ち進むという予想を立てていたためこの部分は当たっていた。その中で、じーんさんのウーラカイナと合わせた並びやMichael選手のウーラゴリラと合わせた並びを例としたパオウーラ+水タイプへの打点を組み合わせた構築が勝つ、という事前の考察がそのまま結果に反映されたのは良かった。
 一方、ランドカイナバレルのようなバランスの取れた並びについては数値は高いもののパワーで押し切る構築が多い現環境では受け切るのが難しいと考えていたため、その並びでしっかり勝っている人達は流石だなと感じた。特に、カイナかバレルのどちらかを早期に失った場合の試合運びが異常に難しい構築だと感じていたので、その辺りの実力差を痛感した。



あとがき(今後の取り組みについて)

全体の総括としては、ただただ悔しかった。それに尽きる。昨年の雪辱を晴らしたかったWCSの舞台で多くの日本人が活躍する中、VGC2023を通じて全く結果を残せずに観戦しているのが本当に苦痛だった。それでも、応援していた人達の活躍だったり会場内の様子を見て、選手としてまたここに来ないといけないと強く思った。

今大会を通じて、自身の強みだと思っている環境や構築に関する考察や理解については他の選手達に劣っていないと分かった。逆に、自分に足りない立ち回りの安定感については他の人との大きな実力差を痛感した。

 

総じて、ある程度満足できるほどの時間を費やしているにもかかわらず自身の弱点をカバーするような取り組みを行わずいつもと同じような練習を行っているために全く進歩がないように感じた。予選を抜けられる程度の実力から大型大会で結果を残すほどの実力にレベルアップするためには今回不足していると感じた点についての補強が急務であることは明白である。

【VGC2022】予選・PJCSの振り返り - grandな独り言

これは、昨年のJCS後に自身の取り組みを振り返った記事の総括を引用したものである。昨年から同じような反省をしているにも関わらず、この1年何の進歩も感じられないのは自分自身の怠慢に他ならない。今年の悔しさと反省を忘れずに努力を続けたい。

 

 

ここまでの閲覧ありがとうございました。

今回はWCSを通じて感じたことや考えたことを自分自身が忘れないようにまとめました。
非常に読みにくくあまり他の方には意味のない記事ではありましたが、ご意見・ご指摘等あれば是非とも教えていただきたいと思います。

 

繰り返しになりますが、長く拙い文章をここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

今年は自分が弱いとしか言ってないなぁ

来年の今頃はレベルアップした内容の反省文が書きたいです。

 

twitter.com